各種の障がい者福祉施策が進展する一方、障がいや障がいのある人に対する理解不足などから、障がいがあることを理由に不利益な扱いをされるなど、様々な場面で暮らしにくさを感じている人も少なくありません。
- 障がいは種類も程度も様々で、障がいの現れ方も一律ではありません。また、外見からわからないこともあるため、周囲に理解されず、苦しんでいる人もいます。
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障がいのある人は、日常生活や社会生活を送るうえで、障がいを理由に出来ないことがあり、不自由さ不便さを感じるということが多くあります。
- 車いすの普及やエレベーター設置などのバリアをなくすこと(バリアフリー化)を進めることにより、不自由さや日常生活・社会生活の制約が少なくなります。
- 障がいのある人の生活のしづらさや生きづらさは、障がいがあることが原因ではなく、身の回りの様々な生活環境や、仕組みにも影響を受けていることが多くあります。
- 様々な場面において、周囲の理解や配慮があることで、それぞれの人が持つ能力を発揮して、できることもたくさんあります。
- 一人ひとり、必要となる配慮は異なりますので、まずは困っている人がいれば、声をかけ、必要な配慮を確認する姿勢が大切です。